最初の一歩で気を付けるべきこと

最初に空売りをするならそのリスクを知っておく

これから初めて信用取引を行うという場合、どういったことに注意すればいいでしょうか。信用取引をしたいと考えるきっかけの一つとして人々が挙げるものに、空売りをしたいからという理由があります。証券会社から株を借りることで、「この株は近々、大きく値を下げそうだな」と考える銘柄を売ることができるのです。 空売りができると、株を買ってから売るだけではなく、売ってから買うこともできるようになるので、利益をあげられるチャンスが増えるんですね。 ただ、空売りをしたあとに、その銘柄が暴騰した場合、損失は必ずここまでという線がありません。買った株が暴落した場合の損は、株価が0になったところで止まりますが、上がる場合はリミットがないからです。なので、最初に空売りをするのであれば、必ずこのリスクを理解してから行うようにしましょう。

手持ちの現金がいくらあるか確認しておく

取引を始める前に、取引に使わないお金がいくらあるのか確認しておくのも重要ですね。信用取引中に損失が出た場合、証券会社に預けている証拠金、つまり担保から差し引かれていきます。そして、証拠金が一定の割合まで減少すると、証券会社はまだ取引を続けたいのであれば追加の証拠金を入金するようにいってくるのです。もし用意できない場合は、強制決済、つまり、証券会社によって反対決済をされてしまうので、持ち続けて挽回を期待することができなくなってしまいます。 証拠金がマイナスになってしまうと、最悪、証券会社に裁判を起こされて差し押さえをされるという可能性もあるので、持っているお金はすべて取引につぎ込むのではなく、必ず一部を追加証拠金用に残しておくことを心がけましょう。